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第5回九州冬季中学生・高校生セミナー

第5回九州冬季中学生・高校生セミナー

 テーマ 歴史と出会い、友と語り合い、生き甲斐と志を発見しよう
       敬天愛人 人を愛し国を愛した人々

「日本国内最後の内戦といわれる西南の役が1878年におきて、今年で130年。日本人同士が命をかけて戦った悲しい戦いの中に、多くの若者の、人を愛し国を愛した深い思いが込められていました。敵味方の区別なく負傷者を救助する日本赤十字社が最初の産声を上げたのもこの時でした。西南の役最大の激戦地であった熊本県田原坂を訪れ、西郷隆盛の敬天愛人の生涯と西南の役の秘史に迫ります。」

○日 時 12月13日(土) 1時30分~14日(日)12時30分
○場 所  集 合  田原坂公園(熊本県鹿本郡植木町田原坂)
            ※送迎車 JR田原坂駅 1時発
○宿泊・解散 若宮児童館・天水生命学園(熊本県玉名市天水町)
○参加費 4500円
○講 師 若松 宏  岩山家(西郷隆盛妻イト実家)子孫
○申込・連絡先  
〒865-0052 玉名市松木30-4  緒方好子 TEL・FAX 0968-73-8472 
〒862-0924 熊本市帯山7-1-1  諸熊由美 TEL・FAX 096-381-8905 

平成20年夏合宿報告(首都圏 東海)

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第四回 首都圏まほろば小学生合宿

8/23~24 東京都/明治神宮

テーマ「まごころつくす喜び、真心がかよいあう喜び」


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■ 合宿概要報告

運営委員長 岡 秀樹

 今回は、八月二十三日から二十四日にかけて、「まごころつくす喜び、真心がかよいあう喜び」をテーマに、明治神宮会館を会場として、参加者十五名、運営委員十八名で開催しました。

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 開会式に続いて、導入講話、レクレーションが行われ、次は江崎先生が「明治天皇と日本の心」と題して、明治という時代の様子、明治天皇と国民との結びつきを日清・日露戦争と全国ご巡幸などを通じて話されました。続いて運営委員による明治の森誕生の劇をし、それから実際に明治の森を探索し、宝探し、ブラインドウォークなどを通じて協力体験をしました。夕食後の暗唱大会の練習は、みんなどんどん積極的にできました。今回の目玉ともいうべき夜間参拝では、子供たちが静かに集中して取組み、作法に従って先導の神職の方とピッタリ合わせてでき、運営委員も驚くほどの頑張りでした。

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 二日目は、起床後明治神宮の本殿を参拝しました。朝食後の、和歌相互鑑賞では和歌を詠んだ友だちの気持ちを考えて鑑賞できました。そして、最後は暗唱大会を行いました。前にでた発表者が暗唱に詰まると、周りの友だちが、声は出さずにジェスチャーで教えてあげました。よく協力してできたと思います。今回は、明治神宮の研修所をお借りできただけではなく、開会式、夜間参拝、二日目の朝の参拝と、三回も神職の方にご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。

         

 子供たちの感想より                    

小学五年 男子

 講話をきいて明治天皇はすばらしい人なんだということがわかりました。明治天皇は国をまもるために全国をまわり、弱音一言いわずにびょうきになっても国民のことを考えていてとてもすばらしい人だということがわかりました。

 次に、明治の森探検をして、さいしょはきたいはしていなかったけど、やってみるといがいと楽しくて自然をかんじながら友だちとのきずなも深めることができ明治神宮の森はすごいパワーをもっているということがわかり、東京の真中にあって東京をささえている森なんだとかんじました。かえってきてから和歌を作って一ばんさいしょに頭におもいついたのがやはり森のことでした。森でかんじたことをそのまま和歌にしました。


◆◇◆ 歌稿 ◆◇◆

小学五年 男子
まほろばの 合宿参加し みんなとの ふかいきずなと ゆうじょう ふかまる

小学五年 女子
森の中 空気がきれい 木のにおい せみもないてる 明治神宮

小学五年 女子
わか一つ おぼえるだけで うれしいな 三つおぼえて もっとうれしい
 
 

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第四回 東海まほろば小学生合宿

8/2~3 三重県/伊勢

テーマ「もっと知りたい!日本の神様」

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■合宿概要報告

運営委員長 野原 清嗣

 東海地区で独自開催されるようになって四回目となる今年のまほろば小学生合宿は「もっと知りたい!日本の神様」をテーマに伊勢で開催された。学校教育の中では語られない天照大神と日本の神話について、式年遷宮を控えて多くの参拝者が訪れる雰囲気の中で学びたいと考え、プログラムを練り上げた。

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合宿には、東海各県や遠路石川からも含め小学生二十二名が参加。運営スタッフを合わせると五十名の大所帯となった。最初は神宮徴古館で展示を見ながら、神宮の歴史やご祭神について、クイズラリーを解きながら楽しく学んだ。そして、伊弉諾神、伊邪那美神、月読命を祀る月読宮に参拝し、国産みの神話語りを聞いた。猛暑だったが、夕方近くの静かな境内に吹く涼風の中で子供たちは聞き入っていた。夜には和歌が人の心をつなぐ力があることを学び 、子供たちは真剣に和歌の暗誦や創作に取り組んでいた。

 翌日は、伊勢神宮のご祭神である天照大神が太陽の神であり、古来から日本人は自然の持つ素晴らしい力を神として感謝してきたことを学んだ。その後、照りつける真夏の陽射しの中、整然と列を組んで宇治橋を渡り、五十鈴川で手水を使い、内宮御正殿前に進んだ。暑さの中でも参拝者は引きも切らないが、子供たちは厳かな気持ちでじっと手を合わせていた。

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 最後に、「まほろば大会」として、合宿の中で学んだことを六つの班ごと、そして一人一人で発表した。皆が元気よく思い思いに暗誦した和歌や、自分の作った和歌を唱えたり、参加した感想を述べたりした。一泊二日の短い間であったが、すっかり親しくなった子供たちは来年の再会を期し、各地に別れていった。

 

 子供たちの感想より                 

中学一年 女子
 私が一番感心した事は、昔の人は物を大切にする事でした。昔は、物をこわしたら、供養をするそうです。そこで私は「日本の人はとても優しく、思いやりのある人」だと思いました。これから私も、物を大切にしたいと思いました。次に私がすごいと思った事は、日本には四季がある事で、とても花の種類が多いということでした。四季があるので気温が変化します。なので、日本は花が多い国なのかと思いました。
 先生の話を聞き、日本の事をたくさん知ったと思います。また、天照大神などの話を聞きたいと思います。


◆◇◆ 歌稿 ◆◇◆

小学三年 男子
かわあそびたのしかったよつめたくてきもちよかったさかなもいたよ

小学四年 男子
ちょう古館みんなで回ったおもしろいいろんな神話勉強したよ

小学六年 男子  
暑さにも負けじと空を見上げれば光の当たり木の葉輝く


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平成20年夏合宿報告(近畿 中国)

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第二十一回 近畿まほろば小学生合宿

8/1~3 大阪府/千早赤阪村赤城館

テーマ「千早赤阪で楠木正成に学ぼう!」

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■ 合宿概要報告

運営委員長 竹田 和由

 「まほろば小学生合宿」(近畿会場)は、八月一日(金)~三日(日)、“千早赤阪で楠木正成に学ぼう!”をテーマに、千早赤阪村の赤城館を会場として開催された。参加児童数は、十二名(男子六名、女子六名)であった。

 開会式の後、団体訓練できびきびとした集団行動を学び、立腰指導では、腰骨を立てることの大切さを森信三先生の教えやドーマン博士の学説などから説明され、練習をする。合宿中に実践した。立腰は、家に帰ってから、また学校でも実践すると、運動にも学習にも、生活面全般に良い効果があると思う。

 和歌創作を兼ねた導入講話では、“人間の幸せは、ありがとうの心”だということを学んだ。誰よりもまず、お父さん、お母さんに「ありがとう」が言えているか、そして、お父さん、お母さんに「ありがとう」と言ってもらえること、それが基本である。まほろば合宿で学ぶ偉大な歴史人物は、決まって親孝行である。お父さん、お母さんへの「ありがとう」を五七五七七の和歌にし、手紙に書いて送った。一年生の子は、五七五まででよいことにし、負担なく作ることができていた。

 お母さん食器洗いがんばってきょうだい三人みんなで手伝う

 夜は、紙芝居『楠公絵巻』で楠木正成の生涯を学ぶ。特に合戦場面などは、わくわくしながら見入っていた。
 そして、素読・暗唱。有名な太平記の一節、楠木正成公御遺詠、日柳燕石の漢詩である。

「正成一人いまだ生きて有りと聞こしめされ候はば、聖運つひに開かるべしと、おぼしめされ候へ」

 力強い言葉のリズムに乗って、朗々と唱える子供達の姿が頼もしい。

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 二日目のメインは、野外活動。歴史クイズラリーを楽しみながら史跡を巡り歩いた。

 赤坂城十万もいる大軍に千人で戦う楠木正成

 千早城への登山は、楠木軍も口にしたであろう湧き水でのどを潤し、急峻な山道を一気に登っていった。千早神社に参拝後、拝殿に向かって素読・暗唱をし、「青葉茂れる桜井の」をみんなで歌った。実際に千早城跡から眼下を眺望することで、楠木軍の活躍ぶりが生き生きとよみがえる。

 いろいろなたくみなしかけで幕府軍からお城を守る楠木正成

 昼食後の講話では、楠木正成の「智・仁・勇」について、子供達にもわかりやすく、学ぶ心、ありがとうの心、やりぬく心のあり方をその生き方から学んだ。

 大楠公誕生地、産湯の井戸、建水分神社・南木神社と見学して回り、最後は、正成が子供時代の学問所、観心寺。湊川討ち死の後、尊氏より正成の首が届けられたという。正成だけでなく、志を受け継いだ正行や久子夫人の心も偲ぶことができた。

 正行は父の教えをまもろうと河内に帰って修行した

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 三日目は、まほろば大会。一日目と二日目の夜に班で練習した劇の発表。素読・暗唱の一節も台詞にして、「笠置での拝謁」や「桜井の訣別」などの感動場面を堂々と演じていた。

 子供たちの感想より                   

小学生 女子

今年は楠木正成が神社の神としてまつられていること等を学びました。 
 私が今年のまほろば合宿で思い出になった場所は勧心寺に行ったことです。正成が小さいころ学問を学んでいた中院をげんかんまでだったけど入れてよかったです。2つ目の思い出は、花火です。火の玉花火や打ち上げ花火をしました。打ち上げ花火に真由ちゃんと理佐子ちゃんと一緒に火をつけれたことがうれしかったです。3つ目の思い出は、劇です。その他のお茶会やすいか割り等たのしい企画を考えて下さったり、今まで有り難うございました。中高生セミナーに行ってもがん張りたいです。
 
 


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第三回 中国まほろば小学生合宿

7/20~7/21 山口県/萩

テーマ「いきいき輝こう~ありがとうの心を見つけよう」

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■ 合宿概要報告     

運営委員長 三島 正司

 第三回中国地区まほろば小学生合宿が、山口県教育委員会、萩市教育委員会、下関市教育委員会により、七月二十日から二十一日の一泊二日、山口県萩市の萩青年の家において開催され、三十九名の親子が参加した。

 吉田松陰先生の生き方に学ぶことを中心に、「まごころを尽くす人になろう」「人のお役に立とう」をサブテーマとして開催された。
 その中のいくつかの研修を紹介します。

【素手素足でトイレ掃除】

「なぜ、トイレ掃除か?」を先生から教えていただき実践しました。

一、謙虚な人になれる  二、気づく人になれる 三、感動の心を育む   四、感謝の心が芽生える  五、心を磨く

【お話「まごころの人 吉田松陰」】

 明治維新の偉人・吉田松陰先生に学んだ。松陰先生が危険を冒して、あえて海外に渡航しようとされたのは、二千有余年来続く日本の歴史を知り、その素晴らしさを守りたいと思われたから。その松陰先生は、お母様の強い愛情の中で育てられ、培われた「まごころ」を尽くして生きられたことを学んだ。


【自然を感じよう(星の観察)】

 私たちの周りは人工のものであふれている。普段は気づかないけれども、大きな自然の中で生かされていることに気づくことが大切。そのことを体感する体験を行った。

 お話の後、全員で十分程度歩いて菊ヶ浜へ行き、天体望遠鏡で全員順番に木星を見た。初めて見る木星に、「縞が見える」と声が弾む。

 みんなで砂浜に仰向けに寝そべって静かに目を閉じる。波の音、虫の声、普段気づかなかった音が耳に入ってくる。自然を感じる貴重な体験となった。


【野外研修~吉田松陰生誕地・松陰神社・松下村塾】

 二日目の午前は松陰先生ゆかりの地を散策。生家跡では、「こんなに狭いところに住んでおられたのだ」と、びっくり。そして、松陰先生のお墓にそれぞれが線香をお供えし、お祈りを。しめやかな時間が流れる。尊い志に命を掛けた先人に、静かに心を向ける時間は普段はできない体験だ。その後、再び山を下り松陰神社へ。全員で手水舎で手口を清め、松陰神社へ参拝。二拝、二拍手、一拝の作法できちんとお参りした。

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 次に松下村塾の見学。松下村塾前では、塾の様子を分かりやすく伝えようと作られた、まほろば恒例の「紙芝居」の発表。お兄さんたちが一所懸命作ったものだ。

 紙芝居の中、松下村塾聯(れん)に掲げられた言葉を紹介されると、みんなよく覚えており、大きな声で読み上げた。松下村塾前に子供たちの声が響き渡る。松陰先生は、「私は教えることはできませんが、共に学びましょう。」と、実に丁寧に弟子たちに向かわれたとのエピソードに、当時を思い起こした。

 松陰神社の宮司様からご挨拶を戴き、その後宮司様のご厚意により、松下村塾の講義室に上げてき、まさにこの場所で松陰先生が語られ、皆と涙したのだと、身の震えるような思いが襲ってきた。子供たちにもきっとその重みが伝わったはず。その後、松陰神社の講堂をお借りし、高学年は劇の発表、低学年は松陰先生の言葉の暗誦発表を行った。

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【立志式】

 合宿のしめくくりとして立志式を行った。吉田松陰先生の志に学んだ二日間、参加した私たちもそれぞれの「志(こころざし)」を立てて合宿を終えようと、初めて企画した。

「今日(きょう)よりぞ幼心(おさなごころ)を打(う)ち捨(す)てて人(ひと)と成(な)りにし道(みち)を踏(ふ)めかし」

 この心が、参加者の心に打ちたてられることを切に祈るとともに、きっと大丈夫と信じる気持ちが湧いてきた。

            

 子供たちの感想より                    

小学5年 男子
 ぼくは、この二日間で一番の思い出は、夜海へ行って木星とか、星を見たことです。木星をぼうえん鏡で見た時は、思ったより木星が小さかったです。

 すなはまをはだしで歩くとさらさらして気持ちよかったです。数分後みんな目をつぶっていろんな自然のことを思いました。自然の中で目をつぶっていると気持ちがよかったです。特に波の音が聞こえました。ぼくは、自然ってこんなに気持ちいいことを初めて知りました。これからも自然を大切にしたいです。

 まほろばで吉田先生の歴史を勉強しました。吉田先生が教えていた松下村じゅくに入ってとてもびっくりしました。あと、吉田先生が生まれた所に行くと、とてもせまかったです。そして次に吉田先生のおはかに行きました。そして吉田先生のおはかにせんこうをおきました。

 ちゅう車場まで行ってげきをしました。楽しかったです。終わりにそうめんながしをしました。とてもおいしかったです。

 ぼくは、この二日間でいろんなことができて楽しかったです。


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平成20年夏合宿報告(四国 九州)

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第四回 四国まほろば小学生合宿

8/2~4 香川県/香川青年センター 

テーマ「郷土の偉人に学び、美しい日本の心を発見する」

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■ 合宿概要報告          

平野 竹彦

 平成二十年八月二日(土)~四日(月)高松市国分寺町の香川青年センターにて夏季の四国まほろば合宿が行なわれました。

 今合宿では初日は両親への感謝をテーマにして、ご両親に感謝のお手紙が発表(最終日のまほろば大会)できるようにしました。次の日は野外活動での乃木希典将軍のことを学び、乃木大将の紙芝居やかるたとりをした後、初代師団長として赴任されていた香川県善通寺市の第十一師団の師団長室(現在は乃木資料館の中にある)を見学しました。

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 野外研修で作った和歌を紹介します。

①すいかわり一本二本どっちもあたったよ次もれんぞくまたやりたいな    小四男子

②まれすけのへやのじゅうたんのけさせたしっそな心は大事と思う。     小三男子

③外に出て一週間で死んじゃうよせみは天へと旅立つなり
     小三男子

④カレー作り野菜をたくさんきりましたできたカレーはとてもおいしい
  小四女子

⑤じえいたいひこうき大きいすごかった  年長男子

 今回は 作った人の名前を出さずに歌稿を作り、「自分が作ったもの以外で好きなものを選び、その理由を言ってもらう」という方法をとりました。和歌を通じて感動を共有していく貴重な体験になりました。

 暗唱も高学年は乃木希典将軍の漢詩、和歌など初めてのものに挑戦しました。

 低学年はまほろばのテーマ(発見・感動・挑戦)の御製と俳句、(明治天皇御製と小林一茶の句)の暗唱をし、それとあわせて今回はじめての試みですが、参加した子供たち全員がまほろば大会でご両親に感謝の手紙を発表し、手渡ししました。

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 子供たちの手紙より                    

■合宿中に記した父母へ感謝の手紙より

小学四年 男子
お母さんへ
 いつもごはんを作ってくれてありがとう。お店にもつれていってくれてありがとう。ぼくが「つれて行って」と言ったら、ときどき行ってくれてありがとう。ごはんの皿もあらってくれて、おふろもあらってくれてありがとう。お母さん、しゅくだいをおしえてくれてありがとう。でん車でここまでつれてきてありがとう。今回のまほろばでカレー作りをしました。ニンジン、じゃがいも、ナス、かぼちゃ、たまねぎを切りました。たまねぎは目がいたくなるし、かぼちゃは皮がかたいし、むずかしかったけど、カレーがおいしかったのでうれしかったです。りょうりがこんなにむずかしいなんて、お母さんはいつもつくってくれるからすごいと思います。いつもありがとう。
     

◆ ◇◆ 歌稿 ◆◇◆

■和歌より

小学四年 女子 
将軍は まことをつくし 日本(にっぽん)のとうときどくりつ守ってくれた

カルタとり たくさんカルタを とりましたまたやりたいなカルタ大会

小学三年 男子
まれすけは日本のために たたかって そしてかったよ すごくえらいな
 
 

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第二十回 九州まほろば小学生合宿

8/17~19 佐賀・北山少年自然の家

テーマ「夢発見、まごころを学ぼう!」

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■ 合宿概要報告

運営委員長 山川 洋一

 第二十回まほろば小学生合宿(九州会場)は二十四名の参加者が集い、「夢発見、まごころを学ぼう!」のテーマの下、歴史学習と体験学習に取り組み、発見・感動そして挑戦する喜びを味わいながら仲間との交流を深め、心を磨きあいました。

 まほろば合宿での歴史学習は、まごころを尽くして生きた日本の歴史を学びます。第一講話では、橋本左内の啓発録の一節「稚心を去る」を暗唱し、幼心(おさなごころ)を去ることを学びました。

 第二講話では、「学ぶ姿勢と親孝行」を吉田松陰先生の伝記に学びました。特に高学年の児童は、松陰先生が牢屋に入れられても学びを深め、他の罪人たちをも感化した学びの姿勢やまごころに心を動かされていました。

 まほろば合宿での体験学習では、心を磨く五つの体験活動を取り入れています。

 ①言葉の力をつける暗唱・和歌体験
 ②心を見つめる感謝体験
 ③志やまごころを養う歴史体験
 ④思いやりや克己心をつける自然体験
 ⑤美しい体をつくる立腰体験

 一日目は、レクレーションを通して、新しい友達ができ、みんなと仲良くなりました。

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 二日目の午後は、自然・歴史体験としての北山湖一周の関所体験で、班の異なる学年の友達と力を合わせて一年生も含めて全員挑戦することができ、活動後のスイカをおいしそうに食べていました。夜は、感謝体験を行いました。父母への感謝の話とまほろばの集いです。お父さん・お母さんや友達への感謝の心を深めることができました。

 三日間を通じて行った立腰や暗唱・和歌体験は、初めて体験する子供もいましたが、一生懸命挑戦して、自分の言葉で和歌を詠み、正しい心と姿勢の保ち方を発見することができました。最後の小学生まほろば大会では、三日間のお互いのがんばりを称え合いました。

 これらの学習や活動によって、子供たちは、両親様やご先祖様への感謝の心を深めるとともに日本人のまごころの歴史を、話と体験を通して学ぶことができました。

 夢とは、遠い未来にあるのではなく、今の自分の生活に感謝して自分の生活をしっかり踏み行うところから生まれます。このような心を大切して、子供たちが、これからも健やかに成長されますことを願っています。

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子供たちの感想より                    

小学五年 女子
 三日間で、私はこのまほろば合宿でいろいろなことを学びました。まごころを大切にすること。日本人としてのほこりを持つこと。橋本左内さんのことなど短い期間の一つ一つに好奇心を持ち全力で知りたいと思ったこともありました。
 論語いろはかるたを全力でたくさん覚えてお母さんたちに聞いてもらいたいとも思いいろんなことに全力でぶつかっていきました。
         

◆◇◆ 歌稿 ◆◇◆

小学三年 男子
楽しいな ウォークラリー 雨ふって 晴れでトンネル 気持ちよかった

小学四年 男子
友達を ここでつくれた うれしいな 名前も分かり 二倍うれしい

小学五年 女子
がんばるぞ ろんごぜんぶ おぼえよう むずかいしいけど チャレンジするぞ


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平成20年夏合宿報告(きたがわ)

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第二回 きたがわ林間学校

8/10~12 宮崎/ほたるの館

テーマ「いのち輝く歌!
      豊かな自然と牧水の心を感じよう!」

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■合宿概要報告

黒木 和子 

 平成20年8月10日(日)~12日(火)の日程で、宮崎県延岡市北川町の「ホタルの館」をメイン会場として、「第2回きたがわ林間学校」を開催しました。テーマは、誇るべき郷土の歌人である若山牧水を取り上げ「いのち輝く歌!豊かな自然と牧水の心を感じよう!」と定め、牧水の歌20首を選出し、子供達と繰り返し朗唱して最終日は白熱した「牧水かるた大会」を開催しました。

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 また牧水が青少年時代を過ごし、文学を志すきっかけとなった延岡の「城山公園」(延岡城跡。延岡市役所付近)の散策を実施しました。城山公園には、牧水歌碑「なつかしき城山の鐘鳴り出でぬ幼かりし日ききし如くに」があり、碑前で、今年没後80年を迎えた牧水への黙祷を子供達と捧げました。そして、頂上では牧水が晩年なつかしんだ「城山の鐘」を実際に聞くことが出来、子供達は目を輝かせて聴き入っていました。

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 参加児童は、延岡市内の小学1年生から6年生までの30名。大学生スタッフは、宮崎大学教育文化学部の学生9名と福岡・佐賀大学の学生2名、社会人スタッフは8名で、総勢49名の感動いっぱいの3日間となりました。本林間学校は、昨年に引き続き、延岡市教育委員会を始め、宮崎日日新聞社、宮崎放送MRT、テレビ宮崎UMKなどのメディアにも後援をいただきました。また、同じく後援を頂いた地元テレビ局の「ケーブルテレビワイワイ」からは、今年初めて挑戦した大学生による「若山牧水の歴史劇」を中心に取材があり、林間学校の良い広報宣伝をして頂きました。

 この三日間、子供達は、林間学校で体験した、たくさんの感動を俳句や和歌で表現しましたが、合わせて「両親への感謝の和歌」も詠むことにしました。牧水も両親への真心溢れる和歌を多く詠んでいます。今回は「言葉を大切にしよう!」という言葉が合言葉になりましたが、特に「ありがとう」という感謝の言葉が会場を包んだ三日間となり、最終日の子供達の表情は牧水の様に純粋に輝いていました。

運営スタッフ 大学生の感想より

宮崎大学教育学部二年 女子学生
 今回は、去年までと違い、歴史劇を取り入れ、学生自身が子どもたちに歴史を伝えるという活動を行いました。学生も練習に力を入れ、子供達に伝わるよう、努力を積み重ねました。「子どもに伝える」という作業はとても大変で、試行錯誤しながら一生懸命取り組みました。改めて教育の大変さを実感しました。

 また、今回は「父母への感謝」という大きなテーマもあり、学生が若牧水の和歌をもとに、自分の想い、父母への感謝の思いをスピーチし、子ども達はお父さん、お母さんへの感謝を俳句や和歌で表現しました。子供達は慣れない和歌創作に四苦八苦しながらも心のこもった感謝であふれた和歌を詠んでいました。日頃思っていても中々言葉に出して伝えることが出来ない想いをスピーチや和歌に込めることで、子ども達同様、大学生スタッフも成長できたのではないかと思います。


◆◇◆ 歌稿 ◆◇◆

■俳句より

小学一年 男子
みずあそび 水がつめたく きもちいい


■和歌より

小学六年 男子
牧水はいつもみんなにしたわれて川や山にもしたわれている

小学四年 男子
ありがとう はずかしいんだ 言うのがね でもこの気持ち 伝えたいんだ

小学四年 女子
セミの声 ミンミンジージー鳴いている がっそうでもしているようだ

小学四年 男子
しろやまのかねがボーンとなりだした牧水さんも聞いたんだろう


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第二十回 中学生高校生セミナー 東日本

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第二十回 中学生高校生セミナー 東日本

8/9~11 和歌山県/和歌山県立 白崎青少年の家

日本財団助成事業

テーマ「世界の人々に勇気を与えた『稲むらの火』物語」

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■合宿概要報告            

 運営委員長 丸 幸生

 平成十六年十二月末、スマトラ島沖で発生した大津波は三十万人という多くの犠牲者をだした。翌年の平成十七年、インドネシアで緊急の会議が開かれ、小泉首相はシンガポールのリーシェロン首相から「稲むらの火」物語が伝わっていることを聞かされた。小泉首相はこの物語を外国の首脳が知っていることに驚かされたという。

 世界の人々に勇気をあたえた「稲むらの火」とはいかなる物語であったのか。第二十回夏季中高生セミナーは、八月九日から十一日の二泊三日、「稲むらの火」の歴史的舞台なった和歌山県広川町を中心に開催された。会場は、眼下に海を見おろし、遠方に四国の島々が眺望できる白崎青少年の家である。

 初日は、午後二時から開会式、交流会。導入講話は、河野剛士先生により着物姿で様々な小道具を使い「稲むらの火」と浜口梧陵についての概略を説明された。安政の大地震による大津波は多くの人命を奪ったが、ここ広川町では稲村に火をつけて人々を高台に避難させた浜口梧陵の実話が残されている。夜は、運営委員長の私より、「生き甲斐と志を見つけよう」の第一講話があり、日本には世界中の人々に自信と勇気を与える生き方をした多くの先人達がおり、浜口梧陵はその代表的な一人であることを学ぶ。

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 二日目の朝は、真っ青に晴れわたる空の下、国旗を掲揚し国歌が唄われる。朝食後、講話二「いのちの絆を見つめて」と題し越智薫先生より講話があった。中国四川省の大地震を取り上げながら災害の厳しさ、その中での親子の愛情と祈り、また天皇皇后両陛下の御製を紹介しながら自然災害に対する両陛下の「国安かれ、民安かれ」の大御心が話される。

 その後、野外研修に出発した。耐久中学校の校長を務められた清水勲先生の案内で、まず大津波の後に作られた堤防見学、浜口梧陵が子弟教育のために建てた耐久社にて、講話二「至誠の人・浜口梧陵に学ぶ」と題してその人物に迫った。「稲むらの火の館」では、3D映像による津波の体験や歴史的資料を見学する。

 昼食の後、先人の偉業に感謝しまごころをこめて、銅像周辺の草むしりや堤防の清掃活動。続いて梧陵のお墓参り、大津波の時に村人が避難した広八幡神社で正式参拝と濱口梧陵の石碑(勝海舟書)を見学する。

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 夕食後は野原清嗣先生から「世界にはばたく日本と私たち」と題する講話。「稲むらの火」に人々はなぜ感動するのか、また自分を犠牲にして人々のために何ができるのかという日本人としての使命について話された。「稲むらの火」「明治維新」「大東亜戦争」は崇高なる自己犠牲の精神なしには語ることはできないのである。

 班別研修後は「友情を深める集い」の時間となる。歴史のバトンを受け継ぐ誓いをこめ、灯火を掲げてキャンプファイヤーを行い、友と語らい、また、班毎に創意工夫をして「稲むらの火」の劇を披露した。

 最終日。朝食後、和歌の相互鑑賞を行う。つづいて映画「平成の御巡幸」を鑑賞。まとめの講話の後、今回のセミナーを卒業する参加者の卒業式を行い、閉会式となる。

 年に一度のこととはいえ全国から約五十名近くの中学生や高校生が集い、真剣に日本の正しい歴史を学び、語り合い、自己の生き方を探っていくセミナーはここしかない。平成元年から始まったセミナーも今年で二十回を無事終了。平成の松下村塾をめざし、日本を担うリーダーを輩出せんとの高い志を持って取り組んできた。これからもその志を受け継ぎ次なるリーダーを育てていけるようにと念願している。

 生徒の感想より                    

高校一年 男子

 3日間多くのことを学ぶことができた。特に堤防の清掃活動では、実際に堤防で汗を流すことによって、当時の村人や梧陵さんが、どのような気持ちでこの堤防をつくったのか体感しているようでした。清水先生や丸先生の講話では多くのことを学ぶことができました。「身を殺して仁をなす」という言葉はとても身にしみました。日本にこれに似た言葉が多く存在するのは、それが日本人の魂であり、生き方であるからだと思います。それ故に、外国の人々が認める「日本」ができたのではないかと感じます。セミナーで学んだことを生かしていきたいと思います。


     

◆◇◆ 歌稿 ◆◇◆

高校三年 男子

広村の 夜空を焦がす 灯火は 人のいのちを 繋げる火なり

中学一年 女子

大好きな 広村守る 堤防を みんなで築く 濱口梧陵

中学一年 女子

惚れました 公のため 私を捨てて 村を救った 先生の意志


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第二十回 中学生高校生セミナー 西日本

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第二十回 中学生高校生セミナー 西日本 

9/13~15 熊本県/国立阿蘇 青少年交流の家

日本財団助成事業

テーマ「世界にはばたく日本ー維新の志士たちにみる至誠の生き方に学ぶ!」

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■ 合宿概要報告

運営委員長 諸熊 弘毅

 平成二十年九月十三日から十五日までの三日間、国立阿蘇青少年交流の家で、「世界にはばたく日本―維新の志士たちにみる至誠の生き方に学ぶ!」をテーマに、第二十回夏季中学生高校生セミナー(西日本会場)を開催しました。参加者は中学生七名、高校生七名の十四名、運営スタッフは、大学・高専生四名、社会人九名の十三名でした。

 一日目は、熊本駅に集合、初めに熊本市内の横井小楠記念館を訪れました。明治維新の青写真を描いたといわれる幕末の思想家横井小楠の遺品等の展示物を見て、小楠と坂本龍馬が語り合った小楠自宅「四時軒」で、スタッフによる再現劇を見ました。小楠が描いた日本と世界を変革する青写真を、坂本龍馬や西郷隆盛らが実行していったことを学びました。

 交流の家での講話Ⅱ「敬天愛人に生きた西郷隆盛」では、小森誠講師(福岡工業大学付属城東高等学校教諭)より、誰に対しても真心で接した西郷さんのエピソードの数々を紹介して頂き、そのような人柄であったればこぞ、多くの人々の協力を得て明治維新の大改革を実行できたと教えて頂いた。その後の班別の話し合いでは、「自分も西郷さんのように自分よりも周りの人のことを大切にする生き方が自然にできるようになりたい」などの感想、見が交わされた。

 二日目は、天気にも恵まれ、「敬天愛人」阿蘇中岳登山を実施しました。噴火ガス発生により途中でコースを短縮しましたが、時々霧がかける急斜面を、励まし合いながら一人の落伍者もなく登った登山に参加者は達成感を満喫しました。大声大会では班ごとに西郷南州翁遺訓の一節を暗唱した後、一人ずつ暗唱と自分の決意等を大声で叫びました。「日本や世界のために役立つ人になります」とか「勉強頑張ります」などそれぞれの心の叫びを阿蘇の山一杯に響かせました。一人ひとりの中に内在しているパワーを爆発させた大声大会でした。麓の小川での沢遊びでは、冷たい清水に疲れた足を浸し、河原の岩の上に寝ころんで大自然の気を満喫しました。和歌創作で自分の心の中の感動を見つめ、和歌相互鑑賞では、仲間との心の共鳴を確かめ、絆を深めました。

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 講話Ⅲ「明治維新の理想と大西郷」では、多久善郎講師(日本協議会理事長、日本会議熊本理事長)が、明治維新の理想と、西郷隆盛が実現した江戸城無血開城の意義などについて語られた。また、「自ら過ったとさへ思ひ付かば、夫れにて善し、其事をば棄てて顧みず、直に一歩踏出す可し」など、ご自身の青春時代の生きる指針となった西郷さんの言葉を紹介された。その後の話し合いでは、自らの生き方を見つめ直し西郷さんの言葉を指針として日々の生活を送りたいなどの意見が交わされた。

 夜の「友情を深める集い」では、学んだことの中から特に心に残ったことを、班ごとに寸劇にして発表した。西郷さんが、味噌の入っていない味噌汁を、作った人を気遣って「おいしいおいしい」といってお代わりしたことや、入浴時、後に入る人のことを気遣って、裸で水を汲み薪をくべ、自分はすっかり冷え切っても意に介しなかったことなどを、一人ひとりが個性豊かに演技してくれた。笑いあり感動有りの集いとなった。

 三日目は、西郷さんも練習に励んだ薩摩の剣術、薬丸自顕流の体験を、奥村一郎講師(長崎県小学校教諭)の指導で行った。ほとんどの生徒が初めての体験で、最初は気後れする場面も見られたが、次々と懸命に打ち込む「バシ!バシ!」という音と気合いの入ったかけ声が体育館中に鳴り響いた。なりふり構わず、何事にも一心に打ち込むことの大切さと爽快感を味わうことができた。

 朝食後、天皇陛下御即位二十周年奉祝記念映画「平成のご巡幸」を視聴した。明治維新で活躍した西郷や多くの青年達の心の中にはいつも国の行く末を心配される孝明天皇の大御心があったのと同様に、現在の日本人もまた、国民の身の上を心配される今上陛下の大御心によって支えられていることを学ぶことができた。

 セミナーの締めくくりとして「立志式」を行った。このセミナーを通して学び体験したことをもとに、一人ひとりがこれから取り組むこと、大切にしていきたいこと、目指す目標などを発表し「立志」とした。西郷さんから学んだことを胸に学校や家庭で精一杯取り組んで、冬季セミナーで再会し、報告し合うことを誓って閉会した。雄大な阿蘇の懐に育まれた参加者一人ひとりの内にはパワーが充分に秘められていると確信する。再会が楽しみである。

 生徒の感想より                    

高校二年 男子

 心に残ったことは、江戸無血開城についてです。旧幕府軍は当時、大政奉還したにもかかわらず、新政府軍と戦うために、軍備を整えていました。しかし、西郷さんはこれにおそれることもなく、敵陣に一人で行き、勝海舟と話をしました。この西郷さんの行動には、とても驚かされました。また、西郷さんには、その時の世界状況がわかっていて、国内で紛争が起これば、日本はヨーロッパの思惑通りになってしまうことから、勝さんに全てをまかせたのだと思います。ここに、西郷さんの勝海舟への信頼が表れていると同時に、日本全体のことを考えていることが印象的でした。これは、横井小楠にも同じようなことを、感じることができました。
 このような、当時の日本を支えてきた人々は、西郷隆盛のいう「敬天愛人」という気持ちをもっていたと思います。だからこそ、今の日本があるのではないかと思います。
 自分は、今回の学習で学んだことは、日常のささいなことでも、他人のことを思いやる気持ちを忘れないということなので、自分もこの精神を持ち続けたいと思いました。

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第20回夏季 中学生高校生セミナー

第20回夏季 中学生高校生セミナー

●日 時 平成20年8月9日~11日
●会 場 白崎青少年の家
      (和歌山県日高郡由良町大引)
●参加費 13,000円
●申込期限 平成20年7月30日

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》》案内チラシ・参加要綱(PDF)
》》参加申込みはこちらの送信フォームをご利用下さい。

平成20年 まほろば小学生合宿

平成20年 まほろば小学生合宿

●首都圏 平成20年8月23日~24日
     東京・明治神宮研修所
●東 海 平成20年8月2日~3日
     三重・伊勢市
●近 畿 平成20年8月1日~3日
     大阪・赤城館(千早赤阪村)
●中 国 平成20年7月20日~21日
     山口・萩青年の家
●四 国 平成20年8月2日~4日
     香川・香川県立青年センター
●九 州 平成20年8月17日~19日
     佐賀・北山少年自然の家
●宮 崎 平成20年8月9日~11日
     宮崎・ほたるの館(延岡市)

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》》案内チラシ・申込書(PDF)

第3回教育フォーラム

日本のいのちをつなぐ~伝統と親子の絆~

●日時 平成20年6月7日(土)14時~16時20分
●内容
 講演 佐藤好昭先生 藍師
      「藍に生きる~伝統と親子の絆~」
      山崎文靖先生 前石井小学校校長
       「子供たちに伝えたい日本の心」
 保護者、青少年による教育事業体験報告等
●会 場 香川県社会福祉総合センター7F大会議室
●参加チケット 1,500円、高校生大学生500円、 
               中学生以下無料

》》案内チラシ(PDF)

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