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第二十一回 近畿まほろば小学生合宿
8/1~3 大阪府/千早赤阪村赤城館
テーマ「千早赤阪で楠木正成に学ぼう!」
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■ 合宿概要報告
運営委員長 竹田 和由
「まほろば小学生合宿」(近畿会場)は、八月一日(金)~三日(日)、“千早赤阪で楠木正成に学ぼう!”をテーマに、千早赤阪村の赤城館を会場として開催された。参加児童数は、十二名(男子六名、女子六名)であった。
開会式の後、団体訓練できびきびとした集団行動を学び、立腰指導では、腰骨を立てることの大切さを森信三先生の教えやドーマン博士の学説などから説明され、練習をする。合宿中に実践した。立腰は、家に帰ってから、また学校でも実践すると、運動にも学習にも、生活面全般に良い効果があると思う。
和歌創作を兼ねた導入講話では、“人間の幸せは、ありがとうの心”だということを学んだ。誰よりもまず、お父さん、お母さんに「ありがとう」が言えているか、そして、お父さん、お母さんに「ありがとう」と言ってもらえること、それが基本である。まほろば合宿で学ぶ偉大な歴史人物は、決まって親孝行である。お父さん、お母さんへの「ありがとう」を五七五七七の和歌にし、手紙に書いて送った。一年生の子は、五七五まででよいことにし、負担なく作ることができていた。
お母さん食器洗いがんばってきょうだい三人みんなで手伝う
夜は、紙芝居『楠公絵巻』で楠木正成の生涯を学ぶ。特に合戦場面などは、わくわくしながら見入っていた。
そして、素読・暗唱。有名な太平記の一節、楠木正成公御遺詠、日柳燕石の漢詩である。
「正成一人いまだ生きて有りと聞こしめされ候はば、聖運つひに開かるべしと、おぼしめされ候へ」
力強い言葉のリズムに乗って、朗々と唱える子供達の姿が頼もしい。

二日目のメインは、野外活動。歴史クイズラリーを楽しみながら史跡を巡り歩いた。
赤坂城十万もいる大軍に千人で戦う楠木正成
千早城への登山は、楠木軍も口にしたであろう湧き水でのどを潤し、急峻な山道を一気に登っていった。千早神社に参拝後、拝殿に向かって素読・暗唱をし、「青葉茂れる桜井の」をみんなで歌った。実際に千早城跡から眼下を眺望することで、楠木軍の活躍ぶりが生き生きとよみがえる。
いろいろなたくみなしかけで幕府軍からお城を守る楠木正成
昼食後の講話では、楠木正成の「智・仁・勇」について、子供達にもわかりやすく、学ぶ心、ありがとうの心、やりぬく心のあり方をその生き方から学んだ。
大楠公誕生地、産湯の井戸、建水分神社・南木神社と見学して回り、最後は、正成が子供時代の学問所、観心寺。湊川討ち死の後、尊氏より正成の首が届けられたという。正成だけでなく、志を受け継いだ正行や久子夫人の心も偲ぶことができた。
正行は父の教えをまもろうと河内に帰って修行した

三日目は、まほろば大会。一日目と二日目の夜に班で練習した劇の発表。素読・暗唱の一節も台詞にして、「笠置での拝謁」や「桜井の訣別」などの感動場面を堂々と演じていた。
子供たちの感想より
小学生 女子
今年は楠木正成が神社の神としてまつられていること等を学びました。
私が今年のまほろば合宿で思い出になった場所は勧心寺に行ったことです。正成が小さいころ学問を学んでいた中院をげんかんまでだったけど入れてよかったです。2つ目の思い出は、花火です。火の玉花火や打ち上げ花火をしました。打ち上げ花火に真由ちゃんと理佐子ちゃんと一緒に火をつけれたことがうれしかったです。3つ目の思い出は、劇です。その他のお茶会やすいか割り等たのしい企画を考えて下さったり、今まで有り難うございました。中高生セミナーに行ってもがん張りたいです。
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第三回 中国まほろば小学生合宿
7/20~7/21 山口県/萩
テーマ「いきいき輝こう~ありがとうの心を見つけよう」
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■ 合宿概要報告
運営委員長 三島 正司
第三回中国地区まほろば小学生合宿が、山口県教育委員会、萩市教育委員会、下関市教育委員会により、七月二十日から二十一日の一泊二日、山口県萩市の萩青年の家において開催され、三十九名の親子が参加した。
吉田松陰先生の生き方に学ぶことを中心に、「まごころを尽くす人になろう」「人のお役に立とう」をサブテーマとして開催された。
その中のいくつかの研修を紹介します。
【素手素足でトイレ掃除】
「なぜ、トイレ掃除か?」を先生から教えていただき実践しました。
一、謙虚な人になれる 二、気づく人になれる 三、感動の心を育む 四、感謝の心が芽生える 五、心を磨く
【お話「まごころの人 吉田松陰」】
明治維新の偉人・吉田松陰先生に学んだ。松陰先生が危険を冒して、あえて海外に渡航しようとされたのは、二千有余年来続く日本の歴史を知り、その素晴らしさを守りたいと思われたから。その松陰先生は、お母様の強い愛情の中で育てられ、培われた「まごころ」を尽くして生きられたことを学んだ。
【自然を感じよう(星の観察)】
私たちの周りは人工のものであふれている。普段は気づかないけれども、大きな自然の中で生かされていることに気づくことが大切。そのことを体感する体験を行った。
お話の後、全員で十分程度歩いて菊ヶ浜へ行き、天体望遠鏡で全員順番に木星を見た。初めて見る木星に、「縞が見える」と声が弾む。
みんなで砂浜に仰向けに寝そべって静かに目を閉じる。波の音、虫の声、普段気づかなかった音が耳に入ってくる。自然を感じる貴重な体験となった。
【野外研修~吉田松陰生誕地・松陰神社・松下村塾】
二日目の午前は松陰先生ゆかりの地を散策。生家跡では、「こんなに狭いところに住んでおられたのだ」と、びっくり。そして、松陰先生のお墓にそれぞれが線香をお供えし、お祈りを。しめやかな時間が流れる。尊い志に命を掛けた先人に、静かに心を向ける時間は普段はできない体験だ。その後、再び山を下り松陰神社へ。全員で手水舎で手口を清め、松陰神社へ参拝。二拝、二拍手、一拝の作法できちんとお参りした。

次に松下村塾の見学。松下村塾前では、塾の様子を分かりやすく伝えようと作られた、まほろば恒例の「紙芝居」の発表。お兄さんたちが一所懸命作ったものだ。
紙芝居の中、松下村塾聯(れん)に掲げられた言葉を紹介されると、みんなよく覚えており、大きな声で読み上げた。松下村塾前に子供たちの声が響き渡る。松陰先生は、「私は教えることはできませんが、共に学びましょう。」と、実に丁寧に弟子たちに向かわれたとのエピソードに、当時を思い起こした。
松陰神社の宮司様からご挨拶を戴き、その後宮司様のご厚意により、松下村塾の講義室に上げてき、まさにこの場所で松陰先生が語られ、皆と涙したのだと、身の震えるような思いが襲ってきた。子供たちにもきっとその重みが伝わったはず。その後、松陰神社の講堂をお借りし、高学年は劇の発表、低学年は松陰先生の言葉の暗誦発表を行った。

【立志式】
合宿のしめくくりとして立志式を行った。吉田松陰先生の志に学んだ二日間、参加した私たちもそれぞれの「志(こころざし)」を立てて合宿を終えようと、初めて企画した。
「今日(きょう)よりぞ幼心(おさなごころ)を打(う)ち捨(す)てて人(ひと)と成(な)りにし道(みち)を踏(ふ)めかし」
この心が、参加者の心に打ちたてられることを切に祈るとともに、きっと大丈夫と信じる気持ちが湧いてきた。
子供たちの感想より
小学5年 男子
ぼくは、この二日間で一番の思い出は、夜海へ行って木星とか、星を見たことです。木星をぼうえん鏡で見た時は、思ったより木星が小さかったです。
すなはまをはだしで歩くとさらさらして気持ちよかったです。数分後みんな目をつぶっていろんな自然のことを思いました。自然の中で目をつぶっていると気持ちがよかったです。特に波の音が聞こえました。ぼくは、自然ってこんなに気持ちいいことを初めて知りました。これからも自然を大切にしたいです。
まほろばで吉田先生の歴史を勉強しました。吉田先生が教えていた松下村じゅくに入ってとてもびっくりしました。あと、吉田先生が生まれた所に行くと、とてもせまかったです。そして次に吉田先生のおはかに行きました。そして吉田先生のおはかにせんこうをおきました。
ちゅう車場まで行ってげきをしました。楽しかったです。終わりにそうめんながしをしました。とてもおいしかったです。
ぼくは、この二日間でいろんなことができて楽しかったです。
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